ソラニン。

大好きな漫画で浅野いにおさんの『ソラニン』がある。

 

若者たちが夢に向かっていく青春群像劇だ。

四季の刹那を豊かに切り取った景色と、主人公たちの感情が連動する絵が好きなのだが

 

今思うと、僕にはそんな輝いて見える青春なんぞ無かったと思う。

ちなみに本は知人に借りパクされてしまった。

 

またNHKの『トップランナー』という番組も好きだった。

各種の業界の先端を走るクリエイターたちが自分の創造性を豊かに

楽しそうに話していた。

 

「あ~僕もこんな世界に行ってみたい。」と思った。

 

しかしクリエイティブな世界に入ってみると、苦しい事ばかりだった。

トップランナーのようにずっと走り続ける事なんて出来なくて、

歩きたい時だってあるよなと思う。

 

話は少し変わって、

 

昨日の午後の休憩中、トイレに居た。

便座に座り太ももに片肘をつけ、アゴを乗せ

糞をしながら、緩みきった顔でスマホのメールチェックをした。

 

脱糞後はおしりを『弱』で洗っているのだが

誤って『強』を押してしまった。

肛門への威力はすさまじく「うっ!!ぐふっ」となった。

 

メールの内容も、肛門への放水も刺激的な物だった。

しかしズボンを上げながら、ベルトをしめていたら

後方から音楽がドドドッと迫ってきた気がした。

 

その音楽は『ソラニン』だった。

 

怖いけど少し走ってみよう。

2022年3月24日 7:43 AM  |  カテゴリー:メガネについて思う事,私事

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