上がる瞬間。

眼鏡を作っていて嬉しい瞬間はというのはある。

 

例えば、誰かが僕のメガネを掛けてくれてると知った時や、

製作中にきっとステキなメガネが出来上がる!と思えた瞬間だと思う。

 

新型の方向性が決まって、2型の試作を進めていた。

 

幾度かデザインを調整しながら、修正後の削りたてホヤホヤのメガネと対面した。

メガネが「よっ !」と言ったか分からないが、ステキな眼鏡だなと思った。

 

対面から同じ方向を向かせ顔にのせて鏡をのぞいてみた。

「あ~ きっとステキなメガネになるよ!!」と思った。

さぁ! 作るよ!

2020年1月16日 10:47 PM  |  カテゴリー:製作日記

この季節になると『1年があッと言う間に過ぎる。』とか

『歳をとると一年が早いですね。』という言葉をよく耳にする。

 

確かにその通りだと思う。

工房を立ち上げたのが32歳だった。

 

僕が独立して1年後にglass joy  02の中村君がお店を開業した。

オープンを手伝いに行った際に一緒に撮った写真を見返した。髪はまだ黒々として若々しかった。

 

数年ではあまり変わらない気でいたが、来年『不惑』を迎える僕は鏡を見て

白髪が随分と増えている事を知った。

1年には重さがあるのだと思った。

 

時間の流れが次第に早くなるのなら、相対して出来るだけ重くしたいと思った。

 

 

 

来年もメガネでは惑わされるかもだが、ステキなメガネを作れるよう頑張るよ。

 

 

それでは皆様良いお年を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年12月29日 10:12 PM  |  カテゴリー:製作日記,メガネについて思う事,私事

個性を大切に。などとよく耳にする。

 

今回はサイズに関して書こうと思う。

メガネのサイズ表記は18□54や24□44などと表記され、

左が鼻幅を表して、右側レンズの幅を意味する。

 

時代によってこの数値はある程度の傾向を示す。

だから今の時代に合わせた値のメガネを発表すれば安心感がある。

 

だが、作り手としての『独自性』、『個性』は必要だと思う。

 

ただこの『独自性』というものは言葉の響きは良いが

別の表現をすれば『他者とズレた事をする。』と言えるかもしれない。

 

他者とズレた事をする場合、安心感は消える。

 

今試作しているメガネの鼻幅が28□という数値が出てきた。

メガネ雑誌をめくって確認してみてもこの数値は無かった。

 

ただこの鼻幅のメガネがよく見えるのだな。

もう少し考えても考えが変わらなければ進めよう。

 

2019年12月16日 8:39 PM  |  カテゴリー:製作日記