超硬刃

メガネのプラスチック枠の加工で使用される刃物の素材としては

 

 

1.HSS材

(長所は粘りがあって、欠けたり、割れたりしにくいが、寿命が短い欠点がある。)

2.超硬材

(長所は、寿命がHSSよりはるかに長持ちするが、欠けたり、割れやすかったりする。)

 

 

の2種類があって、

『超硬材』は基本的に刃物のメーカーさんに特注で製作してもらう。

 

 

特注なので、メーカーさんと何回も打ち合わせをするが、

思い通りのカットになるか、出来上がってみないと分からない。

 

 

studio skyrocket特注の超硬刃が届いた。

P1020458

『お~! トッキントッキンだぜ。』

 

 

P1020459

写真だと分かりにくいが

ブリッジの下の部分のカットを入れるテストをした。

 

 

『お~ いいじゃないか!』

 

 

2015年3月21日 10:03 PM  |  カテゴリー:製作日記

MEGATON!の再生産で、

鼻あてをゴリゴリとヤスリで削る作業をしていた。

 

この鼻あてを『削り出し』で製作する工程は、

 

 

生地から鼻あての形に、刃物で大まかに形を削って、

その後はヤスリで形を細かく作っていき、

バフなどで、さらに滑らかにしていく。

 

 

こんな見えない部分に手間をかけて、

生産するメーカーさんも少なくなってきた。

P1020449

 

 

表向きのデザインだけでない

気づかれにくい部分に拘る。

 

これを『粋』だと思っている。

 

 

自己満足かもしれないが、

手間を掛けただけの事はあって

仕上がりはとても美しい物だ。

 

 

削り終わって

『お~!美しいじゃね~か!!』

と自賛していた。

2015年3月11日 10:50 PM  |  カテゴリー:製作日記