『あきらめる。』
これは良い印象の言葉ではないが。
アセテート(プラスチック枠)の材質による、あきらめ。
資金面や規模から出てくる、あきらめ。
色々ある。
構想から、生地チェックという初期段階で、
メーカーから提供されたサンプル生地の中に
僕の想定した『色』がなかった。
『あんらま~。』
無い物は仕方ないから
想い描いた完成形の修正をしなくてはいけない。
この修正を果断に出来れば良いのだが、
数時間たまに数日悩む。
今回はありがたい事に
すぐに代替案が出てきた。
しかし、これまでを振り返ると修正、修正の繰り返しで
製品が出来上がってきたような気がする。
昨年の今頃、『DEEP HALF』の最初の
テストフレームが上がってきてました。
それからこのモデルは2つに別れ
生地の配置パターンは『OOGA』へ受け継がれていき、
『DEEP HALF』は、
より男性を意識したモデルとなっていきました。