ラブレターというものを、
たぶん38年の生涯の中で貰った事がない。
学生時代も下駄箱に女の子からのラブレターなんて物が
入ってたことなんてのは1度も無かった。
展示会がもうすぐ開催される中、ふとポストをみたら封書が入っていた。
それは私へのラブレターだった。
『DAI 』を購入してくれ男性からだった。
読んでいくと、購入する動機や、購入した後で「DAIを掛けて鏡を前にするとニヤける。」など
作者の僕がホッコリするような内容だった。
あぁ~僕は変なメガネは作ってないのだと認識できた。
そして展示会を目前にして、それは最高の手紙だった。
「ぅおしっ!」と気合が入った。
荒ぶる魂から太鼓の鳴る音が聴こえてくるようだった。
「おぉ! やってやるぜ! やったんぞっ!! おらっ!!!」
月曜日から東京だ。
少しだけ自信をもって臨もう。