小中学校の同級生がSNS上で突然連絡をくれた。
同級生とは中学卒業以来なので20数年ぶりにやり取りをした。
同級生は学業優秀で何をしても成績がよかった。
中でも美術の授業で、動物の『リス』を躍動感のある毛まで彫り上げてるのを、
目の当たりにした瞬間「おぉっ!! たまげたっ!!」と鼻血が出そうになったのを覚えている。
神さまから非凡な才能を与えられた人はいる。
これを初めて小学生の僕は認識したかもしれない。
だが才能も大切かもしれないが、最近『続ける』事の重要性を思う。
才能が無くても、続けていく事の重要性。
にほん昔話の『うさぎとカメ』の話を連想する。
この物語は、うさぎとカメが山の頂上を目指して競争をして
圧倒的に足が速かったうさぎが「カメとの勝負なんぞ余裕。」となって途中で寝てしまい、
コツコツと歩き続けたカメが何時しか、ウサギを追い抜いてしまって頂上へ到着するという物語だ。
この昔話が教えてくれる事は
『才能があったとしても、おごってはいけない。』
『才能がなくても、コツコツやれば小さな花でも開く。』事だと思う。
同級生とやり取りをしていて
「アンタの才能はすごかったし、世の中に才能がある人はいるんだわ!!」と話したら
同級生は「別にいいじゃん。 丹下はメガネを作る事が出来るのだから。」と言った。
才能ある人から言われ少し嬉しかった。
話は少し逸れて、僕はウサギとカメの話は山の頂上のゴールで終わりだと思っていたが
まだ続きがある事を最近知った。
敗れたウサギの物語が続く。
負けたウサギにハッピーエンドがきて良かった。
さぁ月曜日からまた作ろう。