耳にかかるテンプルを一枚づつヤスリで削る。
機械で行われない
微差のある形は
手作りの味。
日中、空は光の弱い波の青の世界に包まれる。
夕方、太陽と地表の距離が遠くなり強い波の赤の世界が被う。
色は不思議な世界だ。白や黒は『色相』を持たないされている。
なので色あいを持つ『色相環』には組み込まれない。
この色相の環の中で対極の関係を『補色』という。
黄と紫が補色の関係だ。
これは私だけの感覚なのか分からないが
紫から見て補色の黄色の更にその先に白があって
反対に黄色から見て、紫のその先に黒の世界があるような気がする。
まぁどうでもいい話だ。
そろそろ秋の黄節だ。
この季節の色も嫌いじゃない。
さぁ作ろう。
2022年9月24日 8:48 PM | カテゴリー:メガネについて思う事,その他,花日記
出張をして若い巨匠達のメガネの製作の補佐をする日がある。
工房に帰ってから巨匠の意匠は壊さないように修正する日が続いた。
そして昨日は1日かけてメガネとして形に組み上げていた。
組み上げていくと「おぉ~ こんなメガネになるのか!! スゲェ~。」と
巨匠たちのメガネに関心していた。
若い巨匠達が喜んでくれるといいな。
さぁ 結構大変だけど作ろう。