以前のブログで、(内容はこちら)
『鼻あて』を一枚の板から削り出せないかと書いた。
枠にカーブを入れるプレス加工は目途がついた。
右側の板が『DEEP HALF』で使用した通常の厚みで、
左側が試作の厚み。
職人さんは、よく曲げてくれたよ。
ここからは僕の工房にバトンタッチになる。
ただ、これだけの物だと、ここでも加工の壁が出てくる。
刃物でメガネの形に削る際に、
これまで通りのやり方で、この厚みの生地を削ると
刃物に負荷がかかり過ぎて、上手く削れない。
なので、刃物への負荷を減らす事を考えなくてはいけない。
削るスピードをより遅くするや、
1回の削る量を減らして、回数を刻んで仕上げていく。
手間をかける。
仕上がりまで
気長にお待ちください~。