外注先を回っていたら、跡継ぎがいなく廃業された工房があった事を知った。
これは珍しい話ではないかもしれない。
『studio skyrocket』は『芯張り』や『丁番の形状』など
一見しただけでは分からない部分に拘っている。
見えない部分に拘りがある事が、『粋』だと思っているからだ。
けれどもそれは僕が加工出来ない部分であったりするので、そこは職人さんにお願いをしている。
上がってくる品は上質だ。
こういった技術は残ってほしい。
先日、『芯張り』の職人さんの工房へ伺ってきた。
使いこまれた道具が並んでいた。
綺麗に芯が収まってるのを見て、あ~残ってほしいと思った。
それに対して僕は微力しかない。
とりあえず作ろう。
そして展示会で口下手だけど話そう。