仕事納め

今日で区切りがついたので、仕事納めをしました。

 

来年にむけて、

新型も動き始めています。

P1020912

休みの間に、その段取りもやらないといけません。

 

 

 

話は逸れますが

これまで「品質の良い眼鏡を作りたい」と現場に集中してやってきました。

これからも立ち位置は、このままだと思います。

 

 

ただ来年は

studio skyrocketの世界観をより伝える

動きもしていきたいと考えています。

 

 

大きな事は出来ないかもしれませんが

ワクワクするような事が出来たらと思います。

 

 

『UQiYO feat. Kate Sakai』さんで「不思議の国のアリス 1903年版」

 

2015年12月30日 12:11 AM  |  カテゴリー:製作日記,メガネについて思う事

以前のブログで、(内容はこちら)

『鼻あて』を一枚の板から削り出せないかと書いた。

 

 

枠にカーブを入れるプレス加工は目途がついた。

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右側の板が『DEEP HALF』で使用した通常の厚みで、

左側が試作の厚み。

 

職人さんは、よく曲げてくれたよ。

 

 

ここからは僕の工房にバトンタッチになる。

ただ、これだけの物だと、ここでも加工の壁が出てくる。

 

 

刃物でメガネの形に削る際に、

これまで通りのやり方で、この厚みの生地を削ると

刃物に負荷がかかり過ぎて、上手く削れない。

 

 

なので、刃物への負荷を減らす事を考えなくてはいけない。

 

 

削るスピードをより遅くするや、

1回の削る量を減らして、回数を刻んで仕上げていく。

 

 

手間をかける。

 

 

仕上がりまで

気長にお待ちください~。

 

 

 

 

 

 

2015年12月23日 10:32 PM  |  カテゴリー:製作日記

試作で『鼻パット』を一枚の生地から

成形出来ないかと思っていた。

 

その為には、加工前の段階で

生地に相当な厚みを持たせておかなくてはいけない。

 

メガネは5mm、6mmの生地厚で作られる事が殆どだ。

「DEEP HALF」、「OOGA」もこの厚みで制作している。

 

やるのであれば、その倍以上の厚みが必要になる。

 

 

ただ、生地厚を持たす事で加工に

難しい壁が出て来る。

 

 

「カーブ入れ」

 

 

真っ平らな生地を、柔らかくなるまで温めて

P1020902金型に挟んで、プレスするのだけれども、

 

 

この際、プレスしてくる力を

分厚くて、柔らかくなっている生地が吸収してしまう場合がある。

 

 

なので、「カーブ入れ」1つの工程だけでも、とても技術がいる。

鯖江のメーカーさんの職人技にはワクワクしてしまう。

 

それをどこまで製品に落とし込める事ができるのか

僕の課題でもある。

 

 

さぁテストだ。

2015年12月9日 11:05 PM  |  カテゴリー:製作日記