フレームサイズの表記やメガネの知識を重ねていって、
いよいよ自身のデザインをしてもらう事になった。
この事は結構考えました。
『自分が掛けるメガネ』であれば普通のメガネを描くだろう。
『友達や親御さんへプレゼントするメガネ』でも真っ当なメガネをデザインするだろうなと、、、
僕の想いとしては誰かの為にデザインして欲しい事と、
メガネを楽しんで作って欲しいという考えが強くあった為、どうした物かと考えていた。
そしてめがねミュージアムさんへ納品で寄った際にこのメガネを見かけた。
『南海キャンディーズの山里亮太さんのメガネを貴方が全く新しくデザインをするとしたら?』
という設定で描いてもらったら、楽しく描けるのではないかと思った。
そこから自身のデザインをおこしていってもらう事にした。
生徒たちは思いのほか楽しそうに見えた。
山ちゃん設定から外れていく生徒もいたが、それは自由にした。
メガネとして形に出来る事、出来ない事を伝えながら次第にデザインが決まり始めた。