黄と紫の隣に。

日中、空は光の弱い波の青の世界に包まれる。

 

夕方、太陽と地表の距離が遠くなり強い波の赤の世界が被う。

 

色は不思議な世界だ。白や黒は『色相』を持たないされている。

なので色あいを持つ『色相環』には組み込まれない。

 

 

この色相の環の中で対極の関係を『補色』という。

黄と紫が補色の関係だ。

 

これは私だけの感覚なのか分からないが

紫から見て補色の黄色の更にその先に白があって

反対に黄色から見て、紫のその先に黒の世界があるような気がする。

 

まぁどうでもいい話だ。

 

そろそろ秋の黄節だ。

 

 

 

 

この季節の色も嫌いじゃない。

 

さぁ作ろう。

2022年9月24日 8:48 PM  |  カテゴリー:メガネについて思う事,その他,花日記

これまでの私の人生で黄色い声援を受けた事がない。

おそらく今後も無い。

 

だが、た~まにstudioskyrocketの熱狂的なファンがいる。

100%おじさんだ。

 

葛藤し馳駆しながら造っているので、物は良いはずだが

気に入ってくれるのはおじさんだ。

 

先日、千葉の『メガネのオダ』の店主さんから連絡があった。

「お客様が丹下さんのメガネがえらく気に入りましてね。 以下略』

 

そして写真が添えられてあった。

拝見したらおじさんだった。

 

 

応援の声は低く、野太い声ばかりだが

それを追い風に頑張って作っていきたい。

 

さぁ作ろう。

 

 

 

2022年9月9日 5:50 PM  |  カテゴリー:眼鏡店舗,ユーザー様 写真

新型の製作を進めていますが大幅に遅れています。

今年の展示会のIOFTには間に合いません。

 

すみません。

独り夜な夜な陰影の中で、LEDの照明を頼りにメガネを削っております。

 

話は変わりますが

映画『シェフ 三つ星フードトラックを始めました』を観ました。

これがめっちゃくちゃ良くて同じシーンを3回も観ました。

 

料理が大好きな一流レストランの雇われシェフが

マンネリ化したメニューを変えようとしたら、

オーナーに「これを変える事は許さん!従わないならお前はクビっ!!」となって

失意の中、ある事からフードトラックを購入し慕ってくれた仲間と息子の3人で

キューバサンドを移動販売の旅に出るという内容です。

 

 

その中のワンシーンで、フードトラックの改装を手伝ってくれた見ず知らずの人達に

サンドを無料で振舞ってお礼する事になり

ちょっと焼け焦げたキューバサンドを息子が「どうせタダだし。」と配ろうとした所、

 

パパが「ちょっと待て。料理は退屈なものか?

俺にとっては最高の仕事だ。パパはサンドを食べた人の笑顔を見る事がとても嬉しいんだ。

お前はこの少し焦げたサンドを提供するのか?」

 

息子「いいえシェフ 出しません。」

 

というシーンで「パパっ!! めっちゃカッコいい!!」となりまして

僕「シェフ!! オレは素敵なメガネを作るよっ!!」と思いました。

 

さぁ 遅れてるけどペースを上げて作ろう。

2022年9月1日 10:20 PM  |  カテゴリー:製作日記