個性。

個性を大切に。などとよく耳にする。

 

今回はサイズに関して書こうと思う。

メガネのサイズ表記は18□54や24□44などと表記され、

左が鼻幅を表して、右側レンズの幅を意味する。

 

時代によってこの数値はある程度の傾向を示す。

だから今の時代に合わせた値のメガネを発表すれば安心感がある。

 

だが、作り手としての『独自性』、『個性』は必要だと思う。

 

ただこの『独自性』というものは言葉の響きは良いが

別の表現をすれば『他者とズレた事をする。』と言えるかもしれない。

 

他者とズレた事をする場合、安心感は消える。

 

今試作しているメガネの鼻幅が28□という数値が出てきた。

メガネ雑誌をめくって確認してみてもこの数値は無かった。

 

ただこの鼻幅のメガネがよく見えるのだな。

もう少し考えても考えが変わらなければ進めよう。

 

2019年12月16日 8:39 PM  |  カテゴリー:製作日記

今回は前回の続きです~。

 

ロシアはピョートル以来、貿易で国を発展させたいが

寒すぎてバルト海は長い間凍った。だから凍らない日本海に目が向いた。

 

これを知った日本人は「こりゃ やべぇぇぞっ!!」と立ち上がった。

それが『日露戦争』だ。

 

日本はバルチック艦隊を破りなんとか辛勝に持ち込み、ロシアの拡大を止めた。

 

この頃、眼を世界に向けた時イギリス、フランスそしてロシアを筆頭にして

アジア、アフリカの国々は蹂躙され植民地化していた。

 

戦争の結果を知ったアジアの人たちは

「にっ 日本が.. .あんな小さな国が… .  勝ったよっ!!」となり

トルコでは青年トルコ革命、ベトナムでは東游運動などアジアの独立運動、改革運動に火を付けた。

 

世界の価値観を変えた当時の日本は心底カッコよかったと思う。

 

さて工房に眼を転じてみると

僕の仕事は多数の誰かに影響を与える事はない。

 

ただピョートル大帝や日本の先祖のように自身のやる事に熱中し、カッコよくいる事は大事だと思う。

 

結果として

自分の作った物が他の誰かにカッコええ!!と言われるような眼鏡が出来ていればいいな思う。

 

さぁ また作ろう。

 

 

2019年12月7日 1:17 PM  |  カテゴリー:メガネについて思う事,その他

時間が空いた時にボチボチと世界史を学んでいるので、また少し書こうと思う。

歴史を見ていくと『尊敬できる王』や『好きな指導者』と出会う。

 

十字軍時代のイタリア生まれのフリードリヒ2世、

ロシアのロマノフ朝のピョートル大帝、

タイのチュラロンコーン大王などが上がる。

 

今回はロシアのピョートル大帝から始めたい。

 

17世紀のモスクワはド田舎で皆が畑仕事をし貧しかった。

 

そこに世界で最先端の航海技術をもったオランダ人がロシアを訪れ、

少年ピョートルと会い「オランダは小さい国だが、世界の50%の貿易はオランダなのですよ。」と伝えた。

 

 

ピョートルは「おぉ~!! オランダすげぇな!!」と思った。

 

成人したピョートル皇帝はどうにもオランダへの羨望が消えず、
「オランダへ出るだ!!」と派遣した使節団に身分を隠しながら紛れ込み、船大工の弟子入りをし、
皇帝は自ら線の弾き方、木の加工など造船技術をセッセッと汗を流して学んだ。

 

ロシア版吉幾三だと思った。

修行を終えた皇帝は身分を明かして、オランダ人の船大工を沢山雇ってモスクワに帰国し、

バルト海に学んだ技術を活かして艦隊を浮かべた。

それが『バルチック艦隊』だ。

 

 

因みにこの皇帝は死に際もステキだ。

散歩中に河で船が沈みかけているのを発見して、ダッシュで走って河に飛び込んで

「ぐおりゃ~!!」と船を引き上げて、

 

「怪我はないか?」と市民に声かけて、ズブ濡れのまま城に帰り、それが原因で風邪をひいて亡くなった。

 

「なんてカッコよく生きてカッコよく死んだんだ!!」と思った。

 

そこから約300年後、大帝が礎を築いた『バルチック艦隊』と日本が戦うことになる。

 

つづく。

2019年12月5日 10:43 PM  |  カテゴリー:メガネについて思う事,その他