前回『世界史』の事を書きましたが、
番外編として『メガネの歴史』も書いておこうと思います。
ちと寸劇風です~。
約500年前、サンピエトロ大聖堂の前で
カトリック教会のローマ教皇のレオ10世は呟いていた。
レオ10世 「聖ペテロ様のお墓の上に建てたこの聖堂も、だいぶ痛んできたな。修復したいがお金がない!!」
部下A 「そうですね。 お金がございません。 教皇様如何なさいますか?」
レオ10世 「ん~ 困ったな。 罪を許し、天国へ導かれる『贖宥状(免罪符)』を販売して資金にするか!!」
そして贖宥状は神聖ローマ帝国で販売され始めた。
しかし現在のドイツ地方の神学者のマルティン・ルター教授がこれに異を唱えた。
部下A 「教皇様! 大変です! ルターという者が贖宥状はアカン!!と言って
大学内で叫んでおります!!」
レオ10世 「やめさせろや! なんとかせんか!!」
部下A 「教皇様、出来ません!!さらにルターの書いた本が帝国内に広まって、
我々カトリックに抵抗する者、プロテスタントとして広まってきております!!」
そして少し時間は流れ、カトリック教会の中から
イグナティウス・ロヨラという人が『イエズス会』を結成し、教皇にこう伝えた。
ロヨラ 「帝国やスイス、フランスにプロテスタントが増えてきております。
我がカトリックの教えををもっと広める為に、世界に出ていきます!!
そして遠い東に『ジパング』という島国がございます。」
教皇 「おぉ! ジパングか。 んで誰が行ってくれるのじゃ?」
ロヨラ 「フランシスコ・ザビエル君。 彼に行って貰おうと思います。」
続く。