今回はstudio skyrocketが形成されるまでのお話です~。
そして学生生活に戻り再び学び始めた。
『もしキクチ眼鏡専門学校で最も印象に残った授業は?』という問いがあるとしたら
『視科学』という、『眼』が『物』を見る仕組みを教えてくれる授業があり、
アービン津本先生という日系アメリカ人の先生が教えてくれた。
津本先生は分かりやすい技術、理論で『眼の世界』引き込んでくれた。
先生は数多くの事を教えてくれたが、
それでも入学して1回目の授業の冒頭での言葉が一番心に残っている。
「君達はこれから様々な技術を身につけていきます。
検眼をしてメガネの度数を測定出来るようになるでしょう。
そこに自信を持つかもかしれません。
ですが他者が検眼した度数を非難する事はしてはいけません。」
という言葉だった。卒業して16年経つが今でも金口として残っている。
そして『メガネの知識』、『眼の知識』は僕の中で増幅されていった。
今では殆ど見返さなくなってしまった資料やノートの1部だが、僕の中で大切な宝物だ。
つづく。