新たな道具。

ヤスリで削った面をならす事や、バリを取る為の

『キサギ』とか『キサゲ』などと呼ばれる道具がある。

 

これまで鋼の刃物を改造して使っていた。

切削力が落ちる度、研いで使っていたのだが、

 

新しい道具が発売された。

試しに使ってみたら、これまでの『キサギ』の使用感と変わらなかった。

そして切削力は殆ど落ちないのだそうだ。

 

あ~すごいな~。

やはり時代は流れていて、新しい便利な道具がどんどん出てくる。

 

 

ふと、工房を見渡してみた。

 

 

『機械』は古く、『型』も手作りだ。


だからと言って、正確な精度の物が出来ないかと言われれば、『違う』と答える。

 

古い機械でも充分の精度の物は出来る。

少し作る速度が遅いのだ。

 

さぁ明日も作るよ。

 

 

2018年9月7日 11:44 PM  |  カテゴリー:製作日記

一応メガネ職人の端くれなので、様々な知識は持っている。

ただ、神様ではないので『メガネ』の全て知り尽くしている訳ではない。

 

先日、鯖江で懇親会があり、『丁番』を製作する会社の社長と話をさせて頂く機会を得た。

その際、丁番の事をよく知りたいので工場見学をお願いしたら、快諾してくれた。

 

 

という訳で独りで工場見学に行ってきました。

 

 

『studio skyrocket』の丁番を製作してくれている『ヨシダ工業』さん 。

 

 


帽子を準備されて、案内開始。

 

 


はい、その通りです。

 

 

製作現場へ到着。

 

 

丁番のはじめは『異型線』と言って、

大まかな丁番の形をしたワイヤー状の物だ。

(この異型線は前枠に埋め込むタイプ)

 

 

そこから指定サイズにカットしたり、

傾斜を付けたり、様々な工程を経て丁番は完成していく。

 

ちなみに『studio skyrocket』の丁番の埋め込まれている部分には

特別な加工を施してある。

生地に埋め込まれてしまい視認は難しいが拘った部位だ。

 

その工程をアナログな手法で加工してくれている事を知った。

 

 

あ~すごいな~。

 

色々勉強になって良かった。

さぁ また作ろう。

2018年8月27日 8:44 PM  |  カテゴリー:製作日記,メガネについて思う事

『studio skyrocket』はデザインから製作まで手掛けてる。

 

なのでそこには、

 

『作りたいメガネ』、『施したい意匠』の創作の面と

『品質の維持をする』の製作の面の2面あると思う。

 

そして時に

『施したい意匠』と『質』が両立してくれない場合がある。

 

そういった際、ブランドそれぞれに考えがあると思うが、

 

今回、僕は『施したい意匠』を優先しなかった。

『質』の許容する範囲まで、『意匠』を再設計した。

 

 

けれども完全に妥協する訳ではない。

既成品のバフ(研磨布)を改造したり、

 


配線の組み換えをしてモーターの回転を工夫しながら、
製作が『意匠』側へ寄り添いにいく事もしている。

 

 

 

まぁ悩みながら進みます~。

 

2018年8月22日 10:34 PM  |  カテゴリー:製作日記