番外編『メガネの歴史』の続きです~。
教皇 「ザビエル殿 ジパングは遠いぞ!それでも行ってくれるか?」
ザビエル 「はい。 布教して参ります。」
教皇 「では頼んだぞ!」
ザビエル 「ところで教皇様 『メガネ』なる道具を一緒に持って行っても宜しいですか?」
教皇 「あぁ 持っていけ。」
そして船で、どんぶらこどんぶらこと数年揺られて
1549年、戦国時代ど真ん中の『日本』に到着した。
そしてザビエルは山口県の大名の大内氏へ伺った際に『メガネ』を献上した。
初めて『メガネ』掛けた大内氏。
「ぬぅおおおお!!! 見えるっ!!! みえるぞぉぉぉぉっ!!!!」
とまでは書いてないが
これが『日本人』と『メガネ』が初めて出会った瞬間だと文献には記載されている。
そこから時間は流れ、470年後の鯖江の工房。
自分の仕事が、遠い昔の国でおこった『宗教改革』と繋がるとは思わなかった。
あぁ浪漫があるなと思った。
僕の仕事が将来の誰かに繋がるのだろうか。
さぁ また作業に戻るよ。